• お勧め度: ☆☆☆(書き込みが多いので読み返し必須)
  • 対象年齢: 6歳以上(子ども達から愛されています)
  • 初発表年: 1997年
onepiece

アンチも多いですが

2015年には単一作者による世界で最も多く発行されたコミックとしてギネス記録に認定されたONE PIECE(ワンピース)。ネット上ではなぜかアンチが多かったり、漫画好きが「ONE PIECEがすき」と名乗ると「にわか」呼ばわりされるようですが、多く発行されるにはそれだけの理由があって、やはり面白いです。

RPGゲームのような世界

奇形ばかりのキャラクターで、絵を敬遠して最初のうちは読んでいなかったのですが、アニメ化されたころから気になって読み始めました(ちなみに、奇形かもしれないけど巨乳は大好きですよ w)。

海賊王になるために世界の果てを目指す少年が主人公で、仲間を集めながら、様々な傷害に会い、障害を乗り越えて冒険を続けていきます。冒険を続ける中で、経験をつみ成長し、目的こそ魔王退治じゃありませんが、まるでRPGの世界のよう。

行き当たりばったりではなく作りこまれた世界で、物語としても面白く、、仲間を大切にする心とか夢や希望とか学ぶことが沢山あります。何よりもいいのが、読後感が爽快なこと。

そんなこんなで、少年達の心をつかみ、これだけの発行部数を誇るのも納得です。

強いてマイナス面を指摘すると

面白い話ではあるのですが、強いてマイナス面を指摘すると二つあります。

一つ目は登場人物が血統主義なところ。主人公のルフィは父親が世界をひっくり返す革命軍の親玉で祖父が海軍の中将という家系。最近はコックのサンジまで著名な一族であることが判明しました。エリートじゃないと強くなれないんでしょうか。平民の私としては、そこが残念です。

二つ目は話が長いところ。当初、作者は100巻程度を想定していたそうですが、2016年11月予定の最新刊が83巻。でも、終わる気配はまだ見えません。1997年から連載しているので、当時の少年も今は立派なおっさんです。いったい、いつ終わるんでしょう?

まぁ、血統については、漫画の世界だからいいんですけどね。でも、連載が終わるか結末まで見届けられるかは本当に心配です。