- お勧め度: ☆☆☆(一度ではもったいない)
- 対象年齢: 10歳以上(頭脳戦の面白さが分かるのはもっと先かも)
- 初発表年: 2003年
あらすじ
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!! かつてないスリルとサスペンス!!

息詰まるような頭脳戦
ストーリーが素晴らしいし、綺麗な絵も素晴らしい。話のスケールも大きく、その中での天才同士の息詰まる頭脳戦が繰り広げられます。
アニメ、ドラマ、映画と多メディア展開もし、流行りましたが、この漫画なら流行るのも納得です。
時代感が古くなりつつあるかも
始めてこの話が世に出たのが2014年。もう、20年以上前です。
そのころと比べると、うちの子のように産まれたときからデジタル環境が周囲に広がっていた、デジタルネイティブな世代が増えてきています。「ノートに名前を残す」という設定自体が徐々に古くなっているかもしれません。
巻数は12巻ですが体感としてはもっと
デスノートの漫画自体は12巻で完結しています。でも、ストーリーが複雑で各ページに含まれる情報量も多いことから、体感としては、他の漫画の40巻分や50巻分の内容があるように思えます。
小学生には難しいかも
内容が濃い分、小学生が読みこなすのは難しいかもしれません。特に第二部は。小五になるうちの次男は読んでいましたが、どこまで理解が追いついているかは不明です。
あとは、そういう話だといえばそれまでなんですが、人の死が軽く扱われ過ぎるので変な影響を受けないか心配ではあります。
そんなこんなで、週間少年ジャンプに連載された少年漫画であるはずなのですが、少年にはあまり向かないかなぁというのが正直なところ。高評価にしていますが。
マーケットプレイスなら安価
名作だと思いますが、それだけ売れたためか中古品だと全巻セットが1,200円程度で購入できるようです。
愛蔵版。。。
読むのは大変そうだし、背表紙に折り目がつきそうですが、一冊にまとまった愛蔵版も面白そう。