• お勧め度: ☆☆☆☆(絶対読むべし)
  • 対象年齢: 10歳以上(夢を追うすべての子へ)
  • 初発表年: 2007年
そんなもん夢じゃねぇ

あらすじ

兄は、優秀だが自分の能力を信じられず、 ネガティブ思考に陥りがちな青年・ムッタ
ムッタは失業という挫折のさなか、 幼い頃に弟と誓い合った夢を取り戻し、 「宇宙飛行士になる」という夢をすでに叶えていた 弟・ヒビトの後を追い始める。
弟の背を追う形で、数々の困難を乗り越えて、 宇宙飛行士になったムッタ。
ヒビトは日本人初のムーンウォーカーになるも、 宇宙飛行士になってから はじめての大きな挫折を経験し 兄をはじめとする周囲の人に支えられて、 必死に乗り越える。
「俺らは生きて、二人で月面に立とうぜ」 兄は先に行く弟に導かれ、 弟が立ち止まった時には兄が優しく背中を押し、 二人は「夢の続き」に向かって走り続ける。
俺の敵はだいたい俺

夢をあきらめない

「宇宙飛行士になりたい」と言っていた長男のために買った漫画です。悲観的だったムッタが、周囲に後押しされながらも、自分のかつての夢を思い出し追い求め、そして叶えようとしています。

宇宙飛行士がテーマの漫画だから、と買ったのですが、宇宙飛行士に関係なく、夢を持つすべての子どもに読んでほしい漫画です。

本気の失敗には価値がある

大人にも

登場人物が基本的にみんな前向きで、前に進もうと頑張っているので読んでいて気持ちいいです。

  • もし諦め切れるんなら、そんなもん夢じゃねえ
  • 本当の敵はだいたい俺
  • 本気の失敗には価値がある
などなど、勇気付けられる言葉がちりばめられています。個人的に一番刺さったのは...テンションのあがらないことに
「テンションのあがらねぇことにパワー使っている場合じゃねぇ!」です。僕の場合は、この勢いで転職して家族を困らせたと言ううわさが無きにしも非ずですが...

70%の老人が人生で後悔していること「チャレンジしなかった」という調査もあります。後悔しないようにチャレンジは続けたいです。

子どもへのメッセージ

と言うことで、この漫画、ぜひ読んでほしいです。
最後に主人公ムッタのお父さんの言葉を借りて「親父より楽しめ」

親父より楽しめ