• お勧め度: ☆☆(ネタ的に一度は抑えるべし?)
  • 対象年齢: 6歳以上(剣と魔法の物語)
  • 初発表年: 2015年

あらすじ

かつて世界が魔神とよばれる存在によって滅ぼされようとした時、1人の魔導士が現れて魔神を打倒し、世界を救った。後にその魔導士は伝説となり、魔法帝と呼ばれた。

それから時は過ぎ、クローバー王国は代々の魔法帝とその下に存在する9つの魔導士集団「魔法騎士団」によって、平和を謳歌していた。そこに住む貧民の孤児の少年アスタは、同じ孤児である少年ユノと共に魔法帝を目指し、日夜鍛錬を続ける。やがて15歳になり、魔導書(グリモワール)が授与される日、ユノをはじめとする周囲の者たちへ魔導書が与えられるが、アスタだけには与えられなかった。その後、ユノの魔導書を狙う盗賊によって、アスタは衝撃的な事実を告げられる。なんとアスタは、この世界では生まれながらに魔力を一切持たない人間だった。その事実を突きつけられたアスタは絶望して夢をあきらめかけるが、ユノの「アスタは俺のライバルだ」という言葉に闘志を再び滾らせ、立ち上がった。すると、魔法を無効化させる力を宿した魔導書「五つ葉の魔導書」が現れ、盗賊を撃退する。アスタはユノと共に、改めて魔法帝を目指すことを決意した。
それから半年後、魔法帝を目指すためにアスタは最低最悪の魔法騎士団と言われる「黒の暴牛」に、ユノは最強の魔法騎士団「金色の夜明け」にそれぞれ入団する。2人の魔法帝を目指すための一歩が、ここから始まる。
ブラッククローバー

ベタですがそれが良い!

熱血単細胞な小学生男児みたいな主人公が、無茶なことをやりながらも活躍する漫画。読むと元気をもらえます

どこかで見たことのあるような剣と魔法の世界で、どの漫画にもいそうなキャラクターが活躍するのですが、それもまた子どもには分かりやすくてよいです。

焼き直しでも味付けは別

ネットでの評判は高評価と低評価にきれいに二分されているようなのですが、大人の目線でこの漫画を読もうとすると、ベタなキャラクターや展開に既視感があり評価が低いようです。

そんなことをいったら、芥川龍之介だって「羅生門」とか「鼻」とか「芋粥」とか「薮の中」とか…ねぇ。

小五次男、今、一番のお気に入り

というのも、2016年10月現在、うちの小五次男の一番のお気に入りがこの「ブラッククローバー」です。

大人的な評価はこれからどう盛り上がっていくのかで変わってくるかもしれませんが、リアルタイムで読んでいる小学生が楽しいといっているんだから、それ以上の評価はないかと思います。