- お勧め度: ☆(面白いけど…)
- 対象年齢: 10歳以上(振り仮名さえあれば低学年でも)
- 初発表年: 2007年

概要
ダイヤモンドの名前の由来“ADAMAS(アダマス)”、その言葉の意味は「(何事にも)屈しない」ということ——。
宝石に関する特殊能力を持つ“宝石使い(ジュエルマスター)”流崎麗華(りゅうざきレイカ)。宝石の声を聴き、宝石を通じて人間の行動をも征服してしまう奇跡の力を駆使し、闇の組織“シャニ”の陰謀により行方不明となった父を捜すため、彼女はダイヤモンドシンジケートの依頼を受け、今日も任務に向かう!!
不思議な能力
ダイヤモンドの力を使うとダイヤモンドを持つ人の意思をコントロールできたり、エメラルドの力を使うと視力が強化されて遠くを見ることができたりスローモーションになたり、ルビーでは怪力を手に入れたり...と宝石の力を借りた特殊能力バトルです。

比較的平穏なバトル
女性が主人公ということもあるのか、人命を奪うようなハードな戦いや残酷な描写は無く、戦闘不能にして終わりだったり、誤解が解けて意気投合して終わったりと、子どもにも安心して読ませることができます。
感想として、ストーリーが迷走?
宝石の力を借りた謎解き系のお話かと思っていたら、敵対組織が味方に変わったり、当初目的の「屋敷を取り戻す」話がどこかに置いていかれたり、恋愛ストーリーになったり...。
ストーリーが迷走しているような印象を受けました。途中から脚本を書く人が増えたようなのでそのせいですかね。
公式サイトで、第一話を試し読みできるのですが、第一話と漫画全体のトーンはまったく異なります。
全般としてはお手軽な漫画です
ストーリーで「あれ?」と思うところはあったのですが、全体で11巻という比較的読みやすいボリュームで、終わりがハッピーエンドなので読後感がさわやかなのも◎。