- お勧め度: ☆☆☆(2016年現在のJUMPで一番面白いのでは?)
- 対象年齢: 6歳以上(死なないので)
- 初発表年: 2013年

ストーリー
28万人が住む三門市に、ある日突然異世界への「門(ゲート)」が開いた。門からは「近界民(ネイバー)」と呼ばれる怪物が現れ、地球上の兵器が効かない怪物達に誰もが恐怖したが、謎の一団が近界民を撃退した。彼ら、界境防衛機関「ボーダー」は、近界民に対する防衛体制を整え、依然として門から近界民が出現するにも関わらず、三門市の人々は今日も普通に生活していた。
門が初めて開いてから4年半後、三門市にやってきた空閑遊真が、三雲修に出会う所から物語は始まる。
死なないのがいい
戦闘漫画なのですが、実体に代わりトリオン体という戦闘体で戦うため、戦闘で大怪我を負っても生身の体にはダメージが残りません。そのため、片腕切断とか、実際だったら大事の怪我をしても安心のうえ、登場人物があまり亡くなりません。その点、小さな子にも安心して読ませることができます。
反面、命のやり取りのはずが、ゲーム感覚すぎてどうかと思う面もありますが、物事には両面があるということで。
天賦の才だけじゃないのがいい
個々のキャラクターの体力というか使える技、武器の数、武器の威力などは「トリオン」という生まれ持った才能で上限が決められているようです。しかもこのトリオンの量は修行しても増えない模様。
それだけだと、主人公の一人である三雲君は活躍などとてもできなさそうなのですが、智謀才知で乗り越えていきます。才能だけでなく、頭を使って乗り越えていくバトルは個人的に大好きです。(頭を使えるのも才能といえば才能かも知れませんが)
キャラクターの目が...
ただ、個人的に気になるのが登場人物たちの目。あまりそういうレビューも見かけないので、皆さんあまり気にならないのかもしれませんが...、感情のこもっていない作り物のような目というか死んだ魚のような目というか、人形のような目というか、なんか違和感あるんですよね。
子どもたちの感想は
アニメから先に入ったので、アニメの話を追っていく感じで小一になった娘も小学校入学前からパラパラと見ていました。小五の次男の言うには「今、ジャンプで一番面白いマンガ」だそう。そんな感じで、子ども受けは良いようです。
人が死なないというのは良いですよね。親目線としては。