• お勧め度: ☆☆(少年漫画の王道です)
  • 対象年齢: 6歳以上(ザ、冒険活劇)
  • 初発表年: 2002年
冒険王ビィト

概要

『週刊少年ジャンプ』に連載されていた『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の原作・作画コンビによる作品。同コンビでの作品は読切を含め4作目で、コンピュータゲーム「ドラゴンクエストシリーズ」を原作としない作品はこれが初となる。魔人(ヴァンデル)と呼ばれる存在によって蹂躙され続け「暗黒の世紀」と呼ばれる時代の世界を舞台に、「ヴァンデルバスター」となりすべての魔人を倒すため旅をする少年ビィトと仲間たちの冒険と戦いを描いた物語。
『月刊少年ジャンプ』(集英社)にて2002年4月号より連載され、2004年からはテレビアニメ化をはじめ、コンピュータゲームやトレーディングカードゲームといったメディアミックス・玩具展開もなされたが、2006年9月号以降、稲田の病気療養のため長期休載に入った。さらに掲載誌の『月刊少年ジャンプ』が2007年7月号にて休刊となり、これに伴い公式サイトの更新もいったん休止となった。

王道の少年漫画

「冒険王ビィト」は世界平和を願う少年が、仲間を集め、仲間と協力し強大な敵と戦い、敵と戦う中で成長していく。RPGゲームのような少年漫画の王道を行く漫画です。

レベルアップとかお金集めなんかのゲーム的な設定もなかなか面白いです。

重い過去

明るく能天気に見える主人公のビィトですが、自分を生かすために5人の優秀な戦士たちが犠牲になったという過去を背負っています。

某ギネス記録漫画で、主人公を救うために片腕を犠牲にした人がいますが、それと同じよう感じでしょうか。ただ、この5人の戦士たち、生死は明らかになっていません。今後、きっと戦士たちとも会えるのでは?

敵も魅力的

魔人という敵キャラが出てきますが、同じ魔人でもその容姿や性格は様々で、戦う理由もそれぞれ違う模様。現時点では、魔人側の全容が見えていないのですが、これからどう展開していくのか楽しみです。

と、いろいろ見えない中

ビィトがどうやって成長していくのか、犠牲になった戦士たちはどうしているのか、魔人達の目的は何なのか。

といった、様々な謎を残す中、作者の体調不良で10年近く休載していました。このまま、未完で終わるのではと危惧していたのですが、2016年4月から連載が再開されました。10年近くたつ間に、赤ん坊だった次男は小学校5年生ですよ...。

無理はしてほしくないのですが、続きを読むことが出来てうれしいです。

続きが気になる

前回の連載時からコミックで追い続けていて、ずっと12巻で止まっていた冒険王ビィトですが、2016年11月になり、ようやく13巻が並ぶことになりました。

うちの子どもたちも、「まだ続きないの?」と気にしていただけに、続きを読むことが出来て本当に良かったです。今回、どこまで連載が続くのかわかりませんが、無理せずにがんばってほしいです。