• お勧め度: ☆☆☆(これぞ学習漫画!)
  • 対象年齢: 6歳以上(興味のある分野がひとつはあるはず)
  • 初発表年: 2015年
昆虫

概要

2015年7月31日発売の『昆虫ワールド大脱出!』で創刊。1972年に創刊したひみつシリーズの流れを汲むレーベルであるが、従来のひみつシリーズ・新ひみつシリーズは少数の例外を除いて縦書き右開きを原則としていたのに対し科学ふしぎクエストは横書き左開き、かつオールカラーとなっている。また、判型も従来のA5判でなくB5変となっておりカバーを外した表紙の紙もひみつシリーズのような硬質の紙ではなくソフトカバーを採用している。
レーベル名に「科学」を冠している通り、扱う題材が科学(特に小学校の理科)に特化したものとなっている。作画担当者は同一シリーズであっても各巻ごとに異なるが、レーベル共通のマスコット的なキャラクターとしてコロナが登場する。
一部のタイトルでは、拡張現実(AR)機能によりスマートフォン越しにページを撮影すると立体映像が飛び出す仕掛けが施されている。

これぞ学習漫画

僕が子どものころ、学習漫画といえば小学館の日本の歴史か学研の科学漫画でした。実家にもまだ転がっているのですが、科学知識というのは何十年もたつと陳腐化してしまっているものもあり、新しいものを探していました。

絵こそ今風になっているものの、中身は慣れ親しんだ学習漫画です。

サバイバルシリーズも人気ですが

うちの子が通う小学校の図書館には、学研の学習漫画は無償配布されていた企業コラボものが中心のようで、企業に偏りのない、ひみつシリーズはあまり置いていないようでした。
その代わりに朝日新聞出版の科学漫画サバイバルシリーズが置いてあるのですが、エセ科学のEM菌が堂々と紹介されているんど、細かいところで誤った知識が書かれていたので学習漫画としては疑問。
科学記事に強い朝日新聞だったはずなんですが、翻訳の際の誤訳なのかチェック漏れなのか…本国である韓国をベースとしたままだからか、日本にいない昆虫が紹介されていたり、熱帯性暴風などという謎の言葉が出てきたりして、日本の子には違和感を感じることも多いのでは?
グローバル化の流れはあるんでしょうが、子どもに身近な環境から科学に興味を持ってもらうためにはやはり国産漫画がよいです!

ロボット

低学年でも

何冊か読みましたが、漫画ですし、ストーリーも子どもの興味を引く上、ふり仮名もしっかり振ってあって、我が家の小一長女でも問題なく読めています。

内容的にも、さすが学研さんで、ためになる科学知識が満載。読んだ範囲では違和感のあるものはありませんでした。

ARが面白い

このシリーズで忘れてはいけないのがAR。シリーズのすべての本ではないのですが、表紙の右上に「AR」と書かれている何冊かでは、スマートフォンのAR機能を楽しめます。
心臓が飛び出して見えたり、骨が飛び出して見えたり、恐竜が飛び出して見えたり。



このシリーズ、子ども向けの漫画としては、間違いなくお勧めです。