• お勧め度: ☆(だめな家庭にはだめ)
  • 対象年齢: 6歳以上(子どもは大好き)
  • 初発表年: 1990年
珍遊記

概要

1990年49号から1992年13号にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載されたギャグ漫画。 作品の構図は基本的に『西遊記』をモチーフおよびパロディとしている。孫悟空にあたる横暴で傍若無人なかぶき者の山田太郎が玄じょうに調伏されてサルのような少年の姿となり、一緒に天竺を目指しながらその途中で様々な騒動を起こすストーリー。『ドラゴンクエストシリーズ』『ドラゴンボール』『花の慶次』『BASTARD!!』などのパロディも各所に見られる。

勢いがすごい

読んだことがある人はわかりますが、「珍遊記」にとってストーリーはあってないようなもの。正直、絵も汚いですし、勢いだけで読ませる漫画です。逆に言うと、勢いだけで読ませてしまう凄さがあります。ジャンルは違いますが、筋肉少女帯のライブに共通するものがあるんじゃないでしょうか。

男児心をくすぐる

ギャグ漫画なのですが、あまりにも下品で暴力的なのでご家庭によっては子どもに見せたくないという判断をされる家庭もあるかもしれません。下半身丸出しだったり、うんこ、しっこは当然で、意味もなく殴ったり頭突きしたり。

幼稚なギャグではありますが、男児の笑いのつぼを押さえているので、よく言えば、作者の漫☆画太郎さんは少年のピュアな心を持ち続けているのかもしれません。(子どもがピュアな心を持っているなんて言うのは、子育てしたことのないきれいごとだとも思いますが w)

山田太郎

途中から飽きてきた?

そんな勢いと男児心をつかむ下品なネタがウリの漫画なのですが、残念なのが作者が途中から飽きてきたように感じられるところ。最初のうちは勢いのあるギャグが面白かったのですが、途中からネタ切れなのでしょうか。

延々とした動作の引き延ばしや、ひとつの絵をコピペしての展開、他のマンガのパロディなど…面白いところもあるのですが、せっかくの勢いが消されてしまい残念でした。